在日本 Shoegaze 場景中,cruyff in the bedroom 猶如一道持續閃耀的光芒。他們的聲音如夢似幻,透過轟鳴結他與溫柔旋律交織出一個詩意世界——既飄渺又真切,既模糊又銳利。超過二十年的創作與演出歷程,加上長年自辦演出企劃「Total Feedback」,推動日本與海外瞪鞋樂團的交流與連結,使他們早已成為日本瞪鞋場景中不可或缺的重要存在,更被海外媒體譽為「Japanese King of Shoegazer」。

2024 年,cruyff in the bedroom 首度來港演出,我們有幸專訪樂團主音兼結他手ハタユウスケ,細談樂團的創作歷程、音樂理念,以及他們對音樂那份執著與浪漫的情懷。

採訪撰文&中文翻譯:Bloody Mary

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Q1. cruyff in the bedroom 成立於1998年,那一年恰逢日本首次參加世界盃足球賽。能否分享當時組團的契機與過程?為什麼選擇以足球傳奇 Johan Cruyff 命名樂隊,這個名字背後是否有特別的故事或象徵意義?

> 這已經是很久以前的事了,記憶可能有些模糊……

當時我和ヒデ在一家主流唱片公司旗下組成的樂隊,因為音樂理念不合而解散。在後期,有位負責我們樂隊的企劃總監建議我們「可以隨心所欲地做自己想做的事」,這讓我的創作意欲大增,當時我深受 CREATION RECORDS 周邊樂隊的影響,於是萌生了想要用轟音結他來演繹 Madchester 風格的念頭。
回想起來,當時或許也能以更具流行感的元素來平衡這種另類風格,但我們對主流唱片公司的運作感到厭倦,於是選擇以獨立的方式自己經營活動。
那年正值日本首次參加世界盃,全國上下都非常興奮,我自己也滿腦子都是足球(笑)。我非常喜歡約翰·告魯夫(Johan Cruyff)那種叛逆與優雅兼具的特質,就像崇拜搖滾明星一樣迷上了他。

樂團名稱當然是來自 Johan Cruyff。他的兒子祖迪·告魯夫(Jordi Cruyff)在父親的光環下未能達致同樣的成就,我們當時也想像他所經歷的掙扎與矛盾。

「即便像『耶穌』一樣偉大的 Johan Cruyff,在私密的臥室裡,或許也能卸下一切,獲得完全的身心自由」──「bedroom」這個詞,就是這樣的一層意涵。

Q1.  cruyff in the bedroomは、日本が初めて出場したフランスワールドカップの1998年に結成されましたね。改めてバンド結成のきっかけと経緯を紹介していただけますか。

またバンド名は有名サッカー選手Johan Cruyffから由来したと知られましたが、理由や意味はありませんか?

> あまりに古い話で事実が湾曲してる可能性もあるのですが…

僕とヒデがメジャーレーベルでやってたバンドが音楽性の相違で内部分裂しまして、メジャー期の後半に担当してくれてたディレクターが「好きなようにやりたいようにやって良いんで」とアドバイスくれた頃から僕の創作意欲も高まり大好きだったCREATION RECORD周辺の様々なバンドに影響を受けてマッドチェスターを轟音ギターでやりたいと思うようになりました

今思えばそういったオルタネイティブなことを違和感なくポップネスで打ち消すことも可能だったとは思いますが、いわゆるメジャーレーベルで活動することが煩わしくなってしまってたんでインディで自分たちで活動することを選びました

当時、初のワールドカップ出場ということで国中が浮かれてまして、僕自身もサッカーのことばかり考えてました(笑)

ヨハン・クライフの不良性やエレガントさが大好きで、ロックスターに憧れるように彼のファンになってました

バンド名はもちろんそのクライフから取ってるのですが、偉大な父の影響を受けながらヨハンほどの成功がなかった息子のヨルディの葛藤なんかも想像しながら付けました

あの’ジーザス’・ヨハン・クライフでさえもプライベートなベッドルームでは心身ともに自由でいられたのかもなと、ベッドルームはそういった意味合いからです

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Q2. 你們的音樂融合了 Shoegaze 的迷離氛圍與 Dream Pop 的柔和質感。你們會如何定義自己的聲音風格?如果用畫面或意象來形容它,會是什麼樣的場景?

> 在樂隊初期,我們把旋律也視為樂器的一部分來創作,同時認為旋律好聽是理所當然的(這也可能是過去在主流廠牌待過的影響)。

作曲時,我大多是從結他和旋律開始草擬作品。可能正因為我們旋律性比較強,給人的印象才會比較柔和吧。

說到畫面意象,這真是一針見血了(笑)。

我在過去的訪談中也多次提到,Shoegaze 的氛圍跟印象派畫作的空氣感很相似。特別是我很喜歡克勞德·莫奈(Claude Monet)的世界觀,雖然說起來,影響我最多的其實是梵谷(Van Gogh)。

Q2. cruyff in the bedroomの曲は常にシューゲイズののぼんやりした雰囲気とドリームポップの柔らかい質感を融合させていますが、もし文字で説明したら自分の音楽とは何でしょうか?もし絵やイメージで説明するとしたら、どのようなものになると思いますか?

> クライフ初期はメロディも楽器の一つと解釈して作品作りをしていました、とはいえメロディは良くて当たり前という発想でした(メジャーレーベルにいた影響もあるのかも)

作曲をする際は、ほぼギターとメロディでラフを作ります

そういう意味で僕らはメロが強いのでやわらかい印象を持ってもらえるのかもしれないです

絵画、全くの図星です(笑)

過去のインタビューでも何度も話しましたが、シューゲは印象派の空気感と似ていると考えています

その中でも僕はクロード・モネの世界観に惹かれます、と言いつつ一番影響を受けたのはファン・ゴッホです

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Q3. 從首張專輯《Perfect Silence》到近年的作品,你們在保留 Shoegaze 核心美學的同時,也不斷拓展聲音的邊界。回顧這段創作歷程,你們認為自己的創作方式和方向有哪些明顯的變化或成長?

> 每天都生活在各種音樂之中,自己的喜好自然會有起伏變化。

剛出道時,我們刻意壓抑旋律的流行感,採用較少的結構變化來反覆演奏,當時有種對主流的反叛心態,絕不對任何人妥協,回想起來是這種心情主導了創作。

到《HATE ME》那段時期,我的心態已經趨於「空無」。即使現在,我也不會有意欲想聽當下流行的熱賣歌(雖然偶爾也會覺得不錯),也不太在意別人怎麼看我們。只要帶來的新曲能讓團員們滿意,那就已經是最好的了。

Q3. デビューアルバム『Perfect Silence』から最近の作品まで、シューゲイズーという美学を中心として保ちながら、音色の境界線をどんどん押し広げ続けていると感じています。今までの創作を振り返ってみたら、創作方法や方向性にどのような変化や成長があったと思いますか?


> 日々、いろんな音楽の中で暮らしているので当然自分の中で流行り廃りがあります

それこそデビューの頃はメロのポップネスを極力抑えながら少ない展開でリフレインするというような作曲方法を取っています、メジャーへの反骨心・絶対に何に対しても媚びないという気持ちが大きかったと、振り返って思えば、そう感じます

[HATE ME]の頃には気持ちはだいぶ「無」になってると思います

今でも、売れてる音楽を聴きたいと思わないし(とはいえ時々良いなと感じることはある)、誰にどう思われたいとかあまり考えてないです、持っていく新曲をメンバーが納得できればそれがベストかなと考えています

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Q4. 你們早期的專輯封面與 MV 經常展現出鮮明的視覺風格,當中融入了足球元素。這些視覺設計與概念是如何構思出來的?它們與音樂之間有什麼樣的關聯與呼應?

> 單純來說,就是因為我太迷戀足球了!

即使現在,我每週都在踢球,我可是個很會進球的前鋒哦(笑)!

Q4. 初期のアルバムジャケットやMV映像には、サッカーの要素をよく取り入れ、独特のビジュアルスタイルになっていると思います。これらのビジュアルデザインとコンセプトはどうやって考え出されましたか?自分の音楽にどのような繋がりや共鳴を持たせているのでしょうか?


> サッカーに夢中だったからです

今でも毎週プレイしています、僕はめっちゃ点を取るストライカーですよ(笑)

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Q5. 被海外媒體譽為「Japanese King of Shoegazer」,這樣的稱號對你們而言意味著什麼?它會帶來壓力嗎?還是反而成為創作上更自由、勇於突破的動力?


> 一開始被稱為「King」時,真的有點尷尬,與其說開心,不如說是「喂!別這樣叫啊!」這種感覺比較強烈。

不過現在已經完全習慣了,我也覺得能夠自然被大家這樣稱呼,其實是一種幸福。

如果用足球來比喻的話……我到現在還是很喜歡「KING KAZU」(三浦知良)。

Q5. 海外メディアからは「日本のシューゲイザー王」と称されていますね。このタイトルはあなたにとってどんな意味がありますか?ストレスの原因になりますか?それとも、より大きな創造の自由と突破口を開く勇気の原動力となるのでしょうか?

最初にキングと紹介された時はやっぱり恥ずかしかったです、嬉しいというより「おい!やめてくれよ!」って気持ちの方が強かった

今はもうすっかり慣れまして、自然発生でついたキャッチコピーがあるのは幸せなことだなと思うようになりました

サッカーで言うと…[KING KAZU]は今でも大好きです

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Q6. 作為日本 Shoegaze 場景中的重要一員,你們如何看待近年來這個音樂類型在日本的發展與變化?和你們當年出道時的環境相比,有哪些變化讓你們特別深刻?

> 日本 Shoegaze 場景的一大特色是,是從十幾歲的樂團到六十幾歲成員的樂團都同時存在,與觀眾的年齡層一樣多元。

Shoegaze 本來就是一種曖昧、難以定義的音樂風格,即使現在也是如此。但正因為這樣,不同世代的樂團能在同一個晚上同台演出,我覺得是一件非常幸福的事。

Q6. 日本のシューゲイズー界隈において重要な一員といっても過言ではありながら、近年このジャンルが日本での発展と変化についてどう思われますか?デビュー頃の環境と比べて、特に印象に残っている変化は何ですか?


> 日本のシーンの特徴的なところは、リスナーと同じく、10代のバンドから60歳を超えたメンバーのいるバンドまで存在してることだと思います
シューゲイザーなんてもともと、今でも曖昧な、定義づけの難しい音楽ですがその曖昧な言葉のもと同じ夜に世代の離れたバンドが共演出来ることはとても幸せなことだと認識しています

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Q7. 你們除了經營自己的廠牌 Only Feedback Records,也長期策劃「Total Feedback」演出。對你們而言,這些自主企劃承載著怎樣的意義?

> 「Total Feedback」是個偶然誕生的企劃。

原本我們在下北澤不定期舉辦名為「Only Feedback」的活動,每次都由我們自己演出,並邀請我們喜歡的樂團參加。

2008年,KOENJI HIGH 開業時,店長請我們幫忙策劃。我一開始覺得「真麻煩」就婉拒了,但後來突然想到「這不就是能零風險舉辦 Shoegaze 演出的機會嗎?」於是馬上打電話給店長說「還是讓我來做吧」(笑)。

COVID-19 帶來了改變。

疫情期間,我們開始積極運用直播和 YouTube 頻道。「Total Feedback」相關的參與者中,有許多才華洋溢的人,像是拍攝、企劃、設計等幾乎都由演出樂團或工作人員完成。自從活動重啟後,我更深刻感受到「這是大家一起打造的活動」,所以我一直提醒自己要心存感恩。

至於合輯的發行,我覺得是將當下的氛圍封存起來的最佳方式。目前我們每兩年發行一次合輯,但未來可能會根據氛圍調整頻率。這些都應該是自然發生的,不想勉強去做。

Q7. 自身のレーベル Only Feedback Records を運営するだけでなく、長期的な「Total Feedback」という主催イベントも長い間に行われてきています。どんな思いを持ってこれらの活動を持続しますか?またどのような意義が生まれたり載せられたりされていますか?

> Total Feedbackは偶然産まれたものです

もともと僕らは下北沢で[Only Feedback]という毎回自分たちが出演して好きなバンドだけを呼んで開催する自主イベントを不定期で開催していました

2008年にKOENJI HIGHがオープンするときに店長から手伝って欲しいと依頼されました

最初は「めんどくせえなあ…」と断ったのですが、「これってノーリスクでシューゲイベントを開催できるってこと?」と気づきすぐに店長にやっぱりやらせてくれと電話しました(笑)

COVID19で変わりました

ストリーミング、Youtubeチャンネルを活性化させたのはコロナ渦による変化です

Total Feedback関係者にもいろんな才能を持つ方がたくさんいまして、撮影やら構成・デザインなどほぼ全てがTotal Feedback出演バンドやスタッフの誰かによるものです

そういった仲間たちとイベントを再起動させてからは「みんなで作ってるイベント」という意識が大きいです、感謝を忘れないようにしています

コンピのリリースはその時々の空気感をパッケージするにもってこいだと感じています、現時点では2年に一度リリースしていますが空気感次第ではペースが変わって良いのかな?とはなんとなく考えていました、無理して出すものではない、あくまで自然発生的でいたいと考えています

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Q8. Shoegaze 常被視為一種極具內省性與情感深度的音樂風格。你們覺得它在日本的文化語境中,有什麼特別的共鳴之處?它是否特別貼近你們的創作狀態或情感表達方式?

> 我也曾覺得 Shoegaze 是一種內省的音樂,但光是 Creation 系和 4AD 系的風格就完全不同。我個人很喜歡 The Jesus and Mary Chain、Ride、The Boo Radleys 這些用轟鳴結他來表現流行感的樂團,它們就像是經典的搖滾樂。

我對 Shoegaze 的印象是既細膩又狂野、既青澀又浪漫。應該不會這些都是日本人的特色吧(笑)?

Q8. シューゲイズーという音楽スタイルは、非常に内省的で感情の深いと思われることが多いでしょうが、日本人の文化や環境において、それは特別な共鳴があると思いますか?あなたたち本来が創作コンセプトや感情表現に共通点などありますでしょうか?

> 内省的なイメージで捉えてたのは僕も同じ印象ですがクリエイション系と4AD系だけでもイメージは全く違います、僕はTHE JESUS AND MARY CHAIN・RIDE、THE BOO RADLEYSあたりの’ポップネスを轟音ギターで表現する’バンドが好きです、普遍的なロックンロール

繊細で凶暴・青臭くてロマンティック、僕が持つシューゲイザーへのイメージです、これって日本人ぽいとかじゃないですよね(笑)?

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Q9. 你們的靈感來源似乎不僅限於音樂,例如足球元素頻繁出現在你們的作品與視覺中。除此之外,還有哪些非音樂領域——例如電影、文學、藝術等,影響了你們的創作?

> 歌詞方面,我從電影和文學中獲得了很多靈感,聽到有趣的詞語時,我會立刻記在手機裡以免忘記。

音像方面,應該可以說是極具畫作感。

Q9. 音楽以外様々な界隈から創作インスピレーションを得ているに見えますが、たとえばサッカーなど。映画、文学、芸術…ほか音楽以外、CITBの作品に影響を与えたインスピレーションの源はありますか?

> 歌詞に関しては映画や文学から得るものが多いかと思います、気になった言葉は忘れないようにいつも携帯にメモしています

音像は、極めて絵画的かと思います

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Q10. 這次即將來到香港演出,對這座城市你們有什麼想像或期待?


> 這是我第一次去香港!

我想大家應該都一樣,非常喜歡王家衛導演的作品。

我期待這場演出能充滿如融化般的絢麗色彩、浪漫的氛圍,在夢幻之中讓轟音結他響徹現場。

Q10. 間もなく香港公演です。この都市に対して、どのような期待や想像を抱いていますか?

> 個人的にも初の香港なんです

皆さんそうだと思いますが僕もウォン・カーウァイ監督の作品が大好きです

溶けるような極彩色、ロマンティックな空気感、ドリーミーに轟音ギターが鳴り響くライブになればと期待しています

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Q11. 展望未來,有沒有推出新作品或探索不同聲音實驗、跨界合作的計畫?

> 目前我們還沒有具體的新作發行計畫,但前陣子團員間有聊到想開始創作新曲,所以希望能讓這件事成真。

我們和 RINGO DEATHSTARR 每次一起演出時都會有合作,比如 Cruyff 的歌讓 Elliott 來唱,或 Daniel 來打鼓,甚至我去幫 RINGO DEATHSTARR 彈吉他,還在 MV 裡被偷拍(笑)。

和關係好的音樂人一起創作時,我從沒考慮過國籍的問題,或許這就是 Shoegaze 的特質吧。

Q11. 今後、新作を発表したり、異なるサウンド実験や国境を越えたコラボレーションを模索する予定はありますか?

> 今のところクライフでは具体的なリリースの予定はないのですが、少し前にそろそろ新曲作りたいねなんてメンバー間で話したので具現化させたいと思っています

RINGO DEATHSTARRとは一緒になるたびコラボしてました、クライフでエリオットが歌ったり、ダニエルがドラムを叩いたり、逆に僕がリンゴにギターで参加したり、MVで隠し撮りされたり(笑)

仲良しのミュージシャンと何かを一緒にやるということにおいては国籍を考えたことないですね、シューゲイザーとはそういうものなのかもしれないです

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訪問 & 編輯 & 排版設計 :

Interview & Editing & Layout Design :

Bloody Mary


香港人。獨立音樂、電影、文學愛好者。藝術行政工作者。

Hong Konger. Enthusiast of indie music, films, and literature. An Arts administrator.

鳴謝 Thanks :

cruyff in the bedroom

嘆音樂 EXCLAMATION MUSIC

Vinyl Junkie Recordings

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honeydip x cruyff in the bedroom Live in Hong Kong 2025
日期:2025年6月14日(六)
時間:18:30 進場/19:00 開演
會場:Portal (香港新蒲崗彩虹道212號The Burrow 1樓)
出演: honeydip / cruyff in the bedroom

Organiser: Exclamation Music
Co-Organiser: Vinyl Junkie Recordings
Ticketing Partner: TickCats / Infree Records / White Noise Records

購票網:https://tickcats.co(發售日起有售)
實體票售票點:
– White Noise Records (深水埗大南街199號/查詢:2591 0499)
– Infree Records (太子水渠道34-36號東樂大廈2樓B室/查詢:6152 3082)

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